埼玉県鴻巣市の本社工場を中心に関東地域に展開し、営業を行っています。
2017年にレンゴーグループの一員となり、最新設備の導入や、生産技術の強化を図りアサヒ紙工の更なる成長を日々目指しております。
製函を専門とするメーカー向けに段ボールシートの販売を行っています。当社のコルゲーターではベルトプレス方式を採用しており従来の方式に比べ
などの点で優れています。
4機の印刷機とワンタッチグルアー、セミオートステッチャーを用いて、一般的なA式の段ボール箱や車のバンパーを梱包する大型の段ボール箱の製造を行なっています、大型サイズの段ボール箱の製造も、特殊加工などにより対応させていただきます。
・主要機械
大型FFG(イソワアイビス 1600×3150)
FFG(ハマダ印刷機ミネルバ 1000×2500)
FPD(イソワFP72 2200×3500)
FPS(ハマダ印刷機23JPS 1220×2200)
当社では工場内に技術室を設けており、設計図を基にサンプルカッター機による段ボールケースの試作、段ボール箱圧縮試験機など6種類の試験機を備えた包装貨物試験を行っています。
・サンプルカッター(Kongs berg XL Power Head)
・試験機 (日本T.M.C.株式会社)
〇段ボール箱圧縮強試験機 〇衝撃穴あけ試験機
〇リングクラッシュテスター 〇ミューレン高圧形破裂試験機
〇けい線折り曲げ強さ測定機 〇紙厚さ測定器
弊社のコルゲーターでは一般的なA段、B段、AB段だけでなく、C段とAA段の製造も行なっています。C段はA段に比べ、厚さが2mmほど薄く、それでいてA段とほぼ同等の圧縮強度を持つため倉庫での保管などの用途に適しています。AA段は通常の段ボール箱では対応が困難な重量物や段ボール製パレットなどに使用されています。
段ボール箱への箱詰め作業向けに、段ボールシートへのハイブリット罫線の加工を行なっています。ハイブリット罫線を施す事により、従来の約半分の力で外折りが可能となり外折り時に発生する成型不良も起きません。作業者への負担軽減と作業効率の向上が見込めます。
段ボールシートの製造から製函までの工程を自社で行なっているため、自社による全工程の品質チェックや、お客様からの要望を会社全体で共有し、高品質と高い安定性を持った製品を製造することが出来ます。
このほかにも水分量の多い農作物の輸送に適した撥水段ボール、自動車のボンネット用の段ボール、本などの平たいものを包装するヤッコ式段ボールなどの内装品に適した段ボール製品の提案を行っています。
アサヒ紙工では、災害時に不足するトイレやベッドなどを段ボールで製作し、備蓄することで万が一の事態に備えています。アサヒ紙工本社と埼玉県鴻巣市とにより「災害時応援協定」が結ばれています。災害時に地域の方々を支援するため、避難場所でも安心して使用できるよう、丈夫で簡単に組み立てられるように設計しています。